レスポンシブ・デザインのテーマを紹介する一週間
今週は WordPress.com 上でお使いいただけるおすすめのレスポンシブ・デザインのテーマをご紹介していきたいと思います。2013年のあなたのサイトにふさわしい、新しいデザインが見つかるかもしれません。
新しい年の始まりに、ブログもリフレッシュして新しいテーマを選んでみようと思っている人もいるかもしれません。
そんな方にも役に立つ情報として、今週は WordPress.com 上でお使いいただけるおすすめのレスポンシブ・デザインのテーマをご紹介していきたいと思います。2013年のあなたのサイトにふさわしい、新しいデザインが見つかるかもしれません。
WordPress.com の220個以上のテーマのうち、レスポンシブ・デザイン対応のテーマは50個以上あります。表示デバイスに合わせてレイアウトを自動的に変えてくれるようになっていて、パソコンのブラウザだけではなくタブレットやスマートフォンの画面でもコンテンツが読みやすくなります。テーマショーケースでは、“responsive width” というタグがついたテーマを探すことでこういったテーマをすべて見ることができます。
今週3回にわたって、WordPress.com のレスポンシブ・デザインテーマをご紹介していきます。さらに週の終わりには、新しいレスポンシブ対応テーマをリリースする予定です。
今日はまず、Ever After と Sight です。
Ever After
製本を仕事にしているナットさんのブログ「The Smallest Forest」は、ただのアート&クラフトブログではありません。彼女の記事を読み進めると、美しく丁寧に作られたハンドメイドの本のページをめくっているような気にさせてくれます。
Designing a Creative Travel Journal(クリエイティブな旅行記をデザインする)というシリーズ物は特におすすめです。彼女のクラフト・プロジェクトへのアプローチはとても繊細で愛にあふれています。カラフルな作品の画像や接写ショット、ハウツーを説明するための写真などを大きく表示できる1カラムの Ever After テーマは、このブログにとても合っていると言えるでしょう。Ever After テーマなら、iPad、iPhone、Android、その他のスマートフォンやタブレットでも美しく画像を表示できます。
その他にも、結婚式や家族の写真などをフィーチャーした Sandy Anger Studios のサイトでもこのテーマを使っています。カナダ・オンタリオ州のセント・トーマスで行われたガーデンウェディングの写真や、モリソンでの優雅な秋のウェディングの写真のページなどで、Ever After テーマの魅力を楽しんでください。
Sight
ニューヨークで建築を学ぶジェシカさんは、Architessica というブログでいろいろなトピックを扱っています。建築や都市計画はもちろん、環境、歴史的建造物の保存、そしてニューヨーク市の歴史や開発などについても触れています。Sight テーマを使い、ブログ名が読者にしっかり注目されるように工夫しています。
シンプルかつエレガントな Sight テーマは、ジェシカのサイトのような個人ブログでも使いやすいはずです。ホームページにはおすすめ記事のスライダーがあり、指定したコンテンツをアイキャッチ画像とともに目立たせることができます。このテーマには、メニューやヘッダー・背景などカスタマイズできる部分が多数含まれています。
Sight テーマが実際に使われているブログをもっと見てみたければ、Everyday Ambassador はいかがでしょうか。複数のライターがいるコラボサイトで、デジタルな世界での責任ある世界市民としてのムーブメントについての記事を公開しています。個人の公共サービスや草の根外交などに焦点を当てた、アクセシブルなサイトになっています。
モバイルから更新
モバイルデバイスも含めた様々な画面サイズで美しい表示が可能なテーマをいくつかご紹介しました。代わりにモバイルに特化したテーマを使うには、管理画面の「外観 → モバイル」で「モバイルテーマを有効化」にチェックを入れて設定を更新してください。
まだ WordPress をモバイルでお使いではない方には、以下のアプリもおすすめです。
明日は Oxygen と(11月の終わりに公開したばかりの)Confit をご紹介します。
この記事は Cheri Lucas が WordPress.com 英語版ブログに投稿した「A Week of Responsive Themes」の訳です。機能について不明な点があればコメント欄または日本語フォーラムでご質問ください。
翻訳: 高野直子